SXQライブひさびさのフライングティーポット、終了

…、というわけで、久々の江古田フライングティーポットでのSXQライブ、終了しました。 冷雨の中、集まって頂いたリスナーの皆さんとメンバー各位に御礼申し上げます。 内容は、いくつかの決めごとを伴う集団即興演奏となりました。 前半は、キューでそれまでやっていたことと違うことをやる。もう一種類の、親指を下にむけるキューで、半速プレイをする。ということで始まりましたが、キューの回数は５回ぐらいだったかな？ほぼ即興演奏でした。フルート持ち替えが2人、私が尺八とソプラノテナーの3種持ち替え、ときどき同時吹き、という感じで手を替え品を替えという感じでした。半速プレイ、というのは、ターンテーブルやテープなどの回転数を落とした、かのような、演奏をする、というもので、初めて試してみました。まあ、しょせんは実演による楽器演奏なので、演奏者の妄想の中の「半速」に過ぎない、児戯にも等しいものと言われそうですが、これがものすごく効果があったような気がします。解放感は少なくとも、ありました。時間の速さをコントロールする、というのはまずその正確な意味というのは考えれば考えるほど分かりませんが、実際のところ、ターンテーブルで半速再生すると、異空間の音みたいな気がしますよね？？ということはそれを強く念じることで実演においてもたやすく異空間に入れるということで、とても便利。かな〜？まだプレイバックを聴いてないのでなんともいえません。妄想の中で終わっているのか、それが多少でも表現されているのか、ですが。 後半、は、ひとりがソロをやり、あとの４人が、２つのデュオを構成し、ソロ+デュオ+デュオという布陣で同時に演奏するというのを２種類行い、そのあとはひとりづつ無伴奏ソロをやりその交代の時にクロスフェードするがごとくデュオを部分がある、という、ワークショップではおなじみの技法で演奏しまして、さいごに全員によるまったく打ち合わせない即興演奏を行いました。やはり、フライングティーポットは音の響きも面白いし、江古田という町も魅力的ですね。またちょくちょくおジャマしたいと思ってます。次回は、まだ確定してませんのですが、4月頃になりそうです。



 SXQ saxquintet:

メンバー：
松本健一 matsumoto kenichi soprano saxophone & shakuhachi　
立花秀輝 tachibana hideki alto saxophone　
藤原大輔 fujiwara daisuke tenor saxophone　
吉田隆一 yoshida ryuichi baritone saxophone　
木村昌哉 kimura masaya soprano saxophone & tenor saxophone

2月27日（金）
西荻窪   クラップクラップ　CLOP CLOP　　　杉並区松庵3-39-11-B1 　03-5370-2381
料金：2500円＋オーダー　オープン19：00　スタート20：00