2013年7月16日火曜日

参議院選挙について考える時間を持った

さて、参議院選挙は都道府県単位の選曲、いや、選挙区となっているので、区分すれば、「中選挙区」ということになるのだろうか。いや、それは都市圏に住んでいるからであって、

北海道2















青森1 岩手1
佐賀1 福岡2 山口1 島根1 鳥取1 京都2
石川1

山形1 秋田1 宮城2
長崎1 大分1 広島2 岡山1 兵庫2 大阪4 福井1 富山1 新潟2 群馬1 栃木1 福島1
熊本1 宮崎1
愛媛1 香川1
奈良1 滋賀1 岐阜1 長野2 埼玉3 東京5 茨城2
沖縄1 鹿児島1
高知1 徳島1
和歌山1 三重1 愛知3 静岡2 山梨1 神奈川4 千葉3

ということなので、1人区が圧倒的に多い。
都市圏では、自民・民主・公明、が優勢で残りを共産・みんな、などが追う、という形で、むしろ余裕があるが、ほとんどの地方では1人である。ということは東京や神奈川で多少善戦したからといっても、まず形勢逆転は難しい。

参院選の期日前投票12%増…総務省中間発表  

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130715-OYT1T00500.htm 

という、ちょっと不気味な前兆もないことはないのだが。

で、都道府県選挙区のほうはおそらく、ほぼ絶望的なのだが、比例区は今回改選されるのは48 議席だ。で、前回の参議院選挙比例区はどうだったのか。と思って

第22回参議院議員通常選挙

これは
2010年参議院任期満了に伴い、同年7月11日行われた。
 民主党にとっては政権交代後、初の与党としての大型国政選挙であり、自民党にとっては野党の立場として初の大型国政選挙である。」

ということで、ここから東日本大震災に至る流れというのは、あらためて、まさに「歴史」を感じる。

(つづく)
(つづき)

地方、といっても、今回はTPPで北海道、米軍で沖縄県、原発爆発で福島県、の動向が注目されている。
自民党の県連の主張がそれぞれ中央と「ねじれ」ている選挙区である。
 なんといっても、福島県選挙区の動向は気になるところだ。とはいえ、
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/jyosei/20130706-OYT8T00647.htm#pref7
という情勢分析であり、まあ現実にはこんなもんなんだろうなあという印象だ。原発が爆発しようが、半永久的に住めない地域が広がって肥沃な国土を失おうが、それほど変わらない。東京大空襲も「天災」のような捉え方でその後を生き抜く。そこが日本人の強さでもあり弱さでもあるのだろうか。

もうひとつ妄想するならば、全体主義との関係である。地方とか弱いところとかにいろいろ都合の悪いものをシワヨセして行くというのは、全体主義とやはり関係あるのだろうか。ナチスドイツではユダヤ人に都合の悪いことをシワヨセして行った。 マジョリティーにとっては、都合の悪い現実を見えないところや遠いところ文句を言う力がないところにシワヨセして行くのはとても快適なことである。ただし、歴史を見れば、その結末は哀れなものである。沈んで行くタイタニック号の上で俺はお前より偉いとかそういうゴミのようなやりとりをしている図である。

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